せっかくRDでとりためたライブラリもちゃんと見なければ宝の持ち腐れです。
家族のものからこんな意見が出ました。
「2階のREGZAで録画したものを1階のREGZAでも見れないの?」
デジタル放送上の制限から、REGZAで録画したものは録画した本体でしか再生できません。
「USBハートディスクに録画したい、そして録画した番組をどこでも再生できるようにしたい。」
という用途に最適なのがこのほど導入したRD-X9です。
外付けUSBハードディスクに録画でき、かつRD-X9がもつDLNAサーバー(ネットdeレックサーバー)で再生することができます。
そこまではいいのですが問題となるのが、1階のREGZAから2階のRDへアクセスするための通信路です。
今までは1階と2階の間は無線LANで通信していましたが、ハイビジョンの映像を通信するためには速度が不十分です。
実質1Mbps程度でしたので、再生は紙芝居状態になってしまいます。
手軽に高速通信路を導入できないか?と考えて今回注目したのがPLCです。
PLCの世間の評判はあまりよろしくなく、認知度もあまり高くありません。
今回は導入前のリサーチとして、PLCを実際に導入された方の実例や、ノイズの影響・対策などを十分に理解した上で導入することにしました。
そして、今回機種選定したPLCアダプタのBL-PA510です。
ノイズフィルタがセットになっていますので、導入が手軽にできます。
導入結果、あっけなく通信完了。
本体に内蔵している通信速度測定の結果、実質30Mbps以上出ているようです。
親機のもう一方のコンセントにパソコンのACアダプタなどをさしたところ通信速度が下がりました。
ノイズにはかなり弱いみたいですね、ノイズフィルターを増設しなくては…。
- 倶楽部PLC
PLC導入のノウハウなど、かなり参考になったホームページです。
2 件のコメント
PLCはもうすぐ終りそうな運命なのをご存じですか?
認可基準に誤りがあったため、その認可を巡って電波監理審議会で審議されてきましたが、技術的な誤りが事細かに指摘された結果、電波監理審議会は電波法に基づき漏れ電波の実地測定を行うことを決定しました。
その結果として全ての製品の認可取り消しや、使用者に対しての大臣からの使用停止命令も考えられる事態となりました。
もともと注意書きは読まれたかと思いますが、あまりに使用制限の多い製品です。かなりリスクがあったのですが。
PLCに関しては以下のページとそこからのリンクを読んでみてください。情報として知っていて損はありません。
http://plcplc.sblo.jp/
推進企業側は普及すると言っていますが・・・ CISPR(国際無線障害特別委員会)小委員会が2010年1月8日付けで、PLCの技術基準作成についての報告を出しました。松下等が中心となり出していたノッチも電力制限もなく、コモンモード電流だけで規制するという日本案は、無線業務に害を与えるとして世界中1カ国も支持する国はなく、それどころか欠陥だらけの技術基準であるとの烙印が押されたのです。
コメントをいただきありがとうございます。
導入検討の際、貴サイトを読ませてもらってました。
今回は導入のメリットとデメリットを考慮した上での導入となりました。
家庭内の配線をLANとして利用する似たような技術に、c.linkというものもあるようです。
これから導入を考えられている人は、こちらも検討されるといいかもしれませんね。
(自分はあいにく導入後に初めて知ったのですけどね…)